クエン酸が肉芽に効く??
「肉芽」ってご存知ですか?
一番よく聞く話でいうと、巻き爪の人ができやすいそうです。
巻き爪はご存知のとおり、爪が極端に湾曲してきて肉に食い込んでくる症状。
爪がグッと食い込んだとき、肉が炎症を起こし、そこに雑菌が入り込んで化膿し、さらに悪化すると小さな肉の塊みたいなものができることがあります。
これを「肉芽」と呼びます。
あまり見栄えのいいものではないので、できれば何とかしたい。
これに効くというのがクエン酸です。
お掃除などに使うため、ご自宅にクエン酸をお持ちの方もいらっしゃいますよね。
薬局などでも簡単に手に入るクエン酸で肉芽のケアをしてみてください。
なぜ肉芽ができるの?
肉芽は、簡単に言うと体の中に異物が入った時に、これ以上異物が入り込んでいかないように起こす防御反応です。
雑菌がはいってきたときも、体はなんとか異物を進ませまいといろいろな防御をしています。
ピアスが原因で耳に肉芽ができるという方もいらっしゃいます。
人間が起こす防御反応ですが、肉芽があまりにもひどい場合や痛い場合は医師に診てもらうことをお勧めします。
まだ肉芽が小さいけれど治したいという方はクエン酸を使ったケアをご紹介しますね。
クエン酸を使って肉芽を治す
肉芽にクエン酸が効く理由は、殺菌作用があることが第一に挙げられます。
そのほかにも血液を凝固させる作用もあるとのこと。
それではクエン酸を使って肉芽を治していきましょう。
肉芽を清潔にしてからケアをしていきます。
細菌が更に入り込むと大変ですので、幹部をきれいに洗ってから行いましょう。
そして、肉芽を少し湿らせて、クエン酸をふりかけてください。
その後、絆創膏を貼って保護します。
クエン酸が染みて痛い場合は10分くらいしたら絆創膏をはがしてクエン酸を洗い流してしまっても大丈夫です。
これを何日か繰り返してみましょう。
そうしていくうちに、肉芽がどんどん乾燥して、かさぶたができてきます。
そのかさぶたがボロボロになってとれるとき、肉芽もとれるようになるそうです。
一回で全部とれなくても大丈夫。
また同じケアを続けてください、肉芽は徐々に小さくなっていきますよ。
クエン酸には体の回復を早める効果もあるそうで、傷口も早く治りそう。
ただし、肉芽がいくら経っても取れなかったり痛みがひどすぎる場合は医師の診察を受けるようにしてください。
また、爪の次に肉芽が多いのが耳。
特にピアスの穴の関係でできる肉芽が多いようですね。
耳には、クエン酸を溶かした水をティッシュに含ませて肉芽ができたところに当てて10分。
その後洗い流してください。これも数日続けてみてください。
クエン酸を水に溶かす量はちょっと多め。
溶かした水が酸っぱく感じるくらい入れてください。
クエン酸は人畜無害。
サプリメントなどにも使われています。
何よりも私たち人間の体の中にも含まれていますので安心して使えますね。
肉芽が治っても安心しないで。
この方法は肉芽を小さくできるそうですが、爪が肉に食い込んで傷ができる限り、ピアスの傷ができ続ける限り、肉芽をきちんと治すことはできません。
まず、耳の場合はピアスが耳の負担になっていないか、確認してください。
爪も食い込まないように切っておくのがいいかもしれませんね。
このままにしておくとまた肉芽ができてしまいますので、原因をしっかり突き止めて、改善していきましょう。
この治療法は、医師の指導に基づいた治療ではありません。
いわゆる民間療法のようなものです。
皮膚が弱いなどの個人差もありますので、皮膚や爪などに異常を感じた場合はすぐにやめて皮膚科へご相談ください。
肉芽があまりにも大きい場合は最初から皮膚科の医師に診てもらったほうがいいでしょう。
肉芽以外の傷がある場合も、クエン酸の治療は見合わせてください。
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