カウプ指数とは?どう活用する?

スポンサーリンク

4f07235f1fbc09079d1a232e973dc32b_s

今や日本でも当たり前に使われるようになった、肥満度チェック法「BMI」。

ボディマス指数の略称で、その人の体重と身長から肥満度を割り出す計算方法です。

日本でBMIと言っているものは成人用で、満3ヶ月から5歳の乳幼児に使用する時はカウプ指数、学童期にはローレル指数という表現を使い、成人のBMIと分けています。その違いとは…

数値の計算方法

BMI、カウプ、ローレルとも計算方法は同じです。

計算する時の数値の単位がkgまたはg、mまたは㎝と色々ありますが、特にカウプ指数を割り出す時はgと㎝を使用した計算式が多く使われているようです。

BMI(カウプ、ローレル)= 体重(kg)/身長2(m)

例:身長165センチ 体重55キロ
BMI=55/1.652 = 55/2.72 ≒ 20.22(kg/㎡)

カウプ指数 = 体重(g)/身長2(㎝) × 10

例:身長55センチ 体重4500グラム
カウプ指数=4500/502×10 = 4500/2500×10 ≒ 18

スポンサーリンク



数値の判定基準

肥満判定基準は国によって多少違いますが、日本ではカウプ指数は大体以下のようになっています。
年齢 下限 上限
乳児(3ヶ月~) 16 18
幼児(満1歳~5歳) 15 17

日本では、このカウプ指数のほかに「成長曲線(パーセンタイル曲線)」も平行して用い、乳幼児健康診査の評価としています。

というのは、この2つでわかることが違うからです。カウプ指数はその時の身長と体重だけで判定されるため、「現在が平均値と比べてどうか」がわかります。

一方成長曲線は数か月、数年の数値をグラフ化したものなので、「その子供の成長記録」で、順調に大きくなっているかどうかが一目でわかるものです。

現在の産婦人科ではこのカウプ指数を重要視している医師が多く、この数値をもって「太りすぎ」「痩せすぎ」を判断し、お母さんに助言していることが多いようです。



乳幼児の健康度合は数値ですべてわかるもの?


乳幼児の時期、そのうちでも特に生後1年未満の乳児期は人間が最も発育する時期です。

発育の速度や程度は個人差があり、生まれた時の体重、母乳か混合かミルクだけか、どのような環境で育っているか、で大幅に違ってきます。

例えば母乳だけで育てている赤ちゃんは一般的に体重の増加がゆっくりしていることが知られていますが、それにもかかわらず医師や保健指導者から「カウプ指数が低すぎる」「標準より〇グラム軽い」と指摘されてしまうことも少なくありません。

乳児の発育には大まかに3つのタイプに分かれます。

①一般型 生後半年の発育が早く、その後ゆっくりになっていくタイプ

②立上り型 一般型より生後半年の発育が更に早く、その後は横ばいになるタイプ。
母乳やミルクをたくさん飲みますが、離乳食が始まる頃に成長が落ち着きます。

③追いつき型 一般型に比べて最初は発育がゆっくりだが、途中から早くなってくるタイプ。
最初のうちは母乳やミルクの量が平均より少なめですが、離乳食が始まる頃からたくさん食べるようになります。

こういったタイプを総合的に判断するには、カウプ指数ではなく発育曲線のほうが重要とされています。

乳児の体重・身長・胸囲・頭囲で作成されていて、身体発育はこの曲線に沿うのが望ましいとされています。

もちろん個人差や時期により、時には曲線をまたぐこともあります。

乳幼児の発育の評価は身長や体重のほか、頭囲も重要です。

低栄養の影響は体重→身長→頭囲の順に現れるからです。

ただ、問題が何もなくても体重の増加がゆっくりな子供もいますので、複数回の体重測定、尿や排便の状況、授乳状況などで総合的に判断する必要があります。

また、近年は家族の遺伝というものがあることも指摘されているそうなので、お母さんは自分の乳幼児がどうだったのか、ご家族に確認しておきましょう。

産婦人科でカウプ指数が高すぎるので母乳を控えるように、とかもっと運動させなさい、と言われてショックを受け、回りに相談する女性は結構多いようです。

でも、他人の子育て経験からの助言に妄信的になったり振り回されたりして、ますますパニックを起こす人が少なからずいますね。

自分の幼い子供に手をかけてしまった母親の多くが、子育てに自信がなくノイローゼ気味だった、と告白していることからもわかります。

他人や本・ネットなどからの情報は、あくまでも参考程度と考えるよう心がけましょう。

スポンサーリンク



コメントを残す

サブコンテンツ