ちょっと気になる首猫背。矯正できるものなら治したい!
首猫背。背中が猫背なのではなく、首から上が前に出ている状態です。
姿勢のいい人の中にいるとやはり少々かっこ悪い。できることなら治したい。そもそも首猫背ってどうしてなるの?
首猫背の原因、先天的なタイプと後天的なタイプ
首猫背になりやすい条件が生まれつき揃っている人と、生活が首猫背になりやすい環境の人がいます。
先天的と言っても、生まれつき首猫背なわけではありません。
まず先天的なタイプから。自分に自信がない、体が弱いといった性格の人は、体を縮めるような姿勢をしがちです。
動物の本能からでしょうか、自分を小さく見せて面倒やトラブルに巻き込まれないようにしてしまうのだそうです。
後天的なタイプは、生活環境が大きく影響してきます。
仕事でパソコンを長時間使う人、ゲームについつい夢中になってしまう人、細かい作業が多い趣味に没頭してしまう人は要注意です。
首猫背姿勢をついついとってしまい、それが長時間になり、癖になってしまうようです。
首猫背の悪影響
人の姿を横から見ることって意外と多いものです。
横から見たとき、頭部だけが前に出ている状態は姿勢がよいとは言えません。
身体を小さく見せていますので、周りの人からは見た目身長も実際より低く認識されているかもしれません。
首はリンパ管も通っています。姿勢がわるくなることにより首の筋肉がこってしまいます。
そうするとリンパの流れが悪くなります。すると新陳代謝が遅くなり、疲れがたまりやすく、ウイルスへの免疫力も落ちてしまうのだそうです。
他にも、顔が前に突き出ていると頸椎が首の付け根からまっすぐになってしまいます。
通常は頸椎が湾曲しています。
頸椎が湾曲している人に比べて頸椎がまっすぐな首猫背の人は首にクッション性が少ないためにむち打ちにもなりやすいということです。
首猫背を改善しましょう!
先天的な人も後天的な人も、まずは正しい姿勢をとります。
背筋を伸ばすことはもちろん、首を前に押し出さない姿勢を心掛けましょう。
顎をひいた、本来の姿勢に戻すのです。
鏡をみながらちょっと肩甲骨のあたりに力を入れるイメージで首をぐっと引いてみましょう。
長期にわたって首猫背だった人はすぐ疲れてしまうと思いますが、それが今まで首猫背のために使っていなかった胸鎖乳突筋などの筋肉が使われた証拠。
筋肉は使われないと縮んでしまうのだそうで、これをまた使いだすときはきっと疲れてしまいます。
なので、この筋肉をきちんと使うようにしましょう。
筋肉が縮まっていると、直した首猫背が戻りやすくなるのだそうです。
後頭部の頭と首の境目(耳の後ろの少し下をイメージ)をぐっと後ろに引いてみましょう。
これをすることにより胸鎖乳突筋などの筋トレになるそうです。
ただし無理は禁物。首にはいろいろな神経が通っていますので、無理のない範囲でトレーニングをして正しい姿勢に近づけていってく他にもいろいろなストレッチなどがありますので、試してみてはいかがでしょうか?
首猫背、姿勢がわるいといろいろなところに悪影響がでてきます。
人間同士、向き合っている時間というのは意外に短く、横に並んでいる時間がけっこう長いものです。
デートで顔と顔を合わせることよりも、車で運転席と助手席、手をつないで歩く、映画館で並んで座るなど何かと横にいて横顔を見ることが多いですよね。
その時に首猫背だとちょっとカッコ悪いと思いませんか?
そして体にも不調が出たり怪我をしやすかったりとなれば、これはしっかり直すべきですね。
首猫背は百害あって一利なし。思い立った今が首猫背を改善させるチャンスです。
そして、生活を少し見直してみましょう。
パソコンを使う時間が長い人などは姿勢がわるくなりがちなので、時々意識して姿勢を正すようにしてみましょう。
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