盛岡さんさ踊りに参加しよう!実は世界一の…?
毎年8月1日から4日までの4日間、岩手県盛岡市にて少し早めの夏祭りが開催されます。
その名も「盛岡さんさ踊り」です。
中心部のメインストリートで、18時から独特のかけ声とリズミカルな太鼓が鳴り響きながら、さんさ踊りのパレードがスタートします。
さんさ踊りの由来
藩政時代から踊られてきた様々なさんさ踊りが起源となっています。
これらを統合して、1978年からイベント化して開催したのが、現在の盛岡さんさ踊りです。
さんさ踊り自体は、その昔、南部盛岡城下にて鬼が悪さをしてあばれたのを退治し、鬼の退散を喜んだ里人たちが「さんささんさ」と踊ったのが始まりだと言われています。
現在では、「サッコラ チョイワヤッセ」という掛け声とともに踊ります。
さんさ踊りの衣装
参加団体によって衣装は異なります。
団体ごとで統一感があるので見ていてまとまりがありますし、他の団体と見比べるのも楽しいです。
また、その中でもさんさ踊りの衣装を華やかにしているのは、腰帯です。
これは全ての衣装に共通していて、色鮮やかな5色の腰帯が美しいです。
赤・青・黄・紫・桃といった明るい衣装です。
建築物の棟上げ式などで笹と一緒に5色の布を飾るように、これにも悪魔を追い払う意味が込められているそうです。
地域によっては7色使用する場合もあるみたいですが、鬼の退散を喜んだことからさんさ踊りが始まったということもあって、このような意味を持つ衣装が使用されているのでしょう。
最終日の見どころ
最終日の8月4日のみ、各参加団体によるさんさ太鼓だけの「世界一の太鼓パレード」が行われます。
2014年、さんさ踊りの和太鼓同時演奏は和太鼓同時演奏世界記録に挑戦し、見事に世界記録を達成しています。
つまり、盛岡さんさおどりは世界一の太鼓パレードを開催するのです。
これは、見逃すわけにはいかないですよね。最終日は和太鼓以外に、大輪踊りも行われます。
これがグランドフィナーレを飾ります。
輪踊りに関しては、誰でも自由に参加することが出来るので、ご家族でも楽しめます。
いわて、盛岡が誇る世界一を夏の思い出に堪能してください。
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